JFK代表理事メッセージ

(2023/6/23)

6月26日は3年前に経産省の委託によりNITEの次亜塩素酸水の新型コロナウイルスの不活化試験結果が発表された日です。
本来は蔓延していた新型コロナウィルスの感染対策として最も期待されていた次亜塩素酸水に対して、この日NITE評価委員会(松本哲哉委員長)より真実とは違う発表がされました。あたかも次亜塩素酸水が効果がなく危険であるかのような発表がなされ、それにより日本国内での次亜塩素酸水の活用が阻害され、本来ならば新型コロナウイルスの第1波から第8波までの感染を防止し感染縮小することができたはずの対策を政府も行政も採用しませんでした。あろうことか保健所では学校や保育園、介護施設での次亜塩素酸水の空間噴霧を実質禁止する指導を続け、空間噴霧を止めた施設で感染が広がる事態も発生しました。
その後の当会の粘り強い抗議活動により厚労省は真実とは違う間違いだらけのヒタヒタポスターを修正し、事務連絡の通達も修正しました。国会の場でも「感染対策を資材と技術から考える超党派の議員連盟」の追求により、当初次亜塩素酸水の活用を「お勧めしない」と答弁していた厚労省は、後に厚労大臣自身が「メーカーの使用説明書に従って活用することを妨げるものではない」と答弁を変えています。
しかしながら、政府発表とメディアの誤った報道によりつくられた風評の影響は根強く、新型コロナウィルスが5類に分類された現時点でも次亜塩素酸水は危険であるという誤認識が解消されていません。
マスクの着装が自由になったいまだからこそいろいろなウィルスから自分の身を守るために対策を取らなくてはなりません。
ウィズウィルスの時代には次亜塩素酸水がいろいろな場面で貢献していきます。
次亜塩素酸水はエンペロープ型ウィルスに絶大な効果があることは世界の研究が認めており、ノロウィルス、新型インフルエンザ、新型コロナウィルス、鳥インフルエンザ、猿熱、豚熱、風疹ウィルスの不活化にも効果があります。
3年前の一部業界の利権のために工作されたと考えられる発表とその後の一部専門家とメディアによりつくられた風評により本来世界に貢献する次亜塩素酸水がいまだに活用できずにいることを再認識し、科学的な真実をもとに不当な評価を覆し、今後も起こるであろう国家的感染事態への対策に向けて準備し、感染危機管理に役立てることの検討がなされることを期待します。

一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議 代表理事 越智文雄