(2020/6/18)
ロシアのプーチン大統領は新型コロナ感染を防ぐため、面会者には「殺菌トンネル」を通るよう求めている。このトンネルには、人が通り抜ける際に消毒液を噴霧する装置が備わっている。
報道官が明らかにした。
モスクワ郊外の公邸に1つ、さらに官邸にも2つある。
ペスコフ大統領報道官によると、ロシアでのコロナ感染がピークだった時に設置された。
ただ、当局によると、特にモスクワでは感染が減少に転じており、ロックダウンも解除されている。
国営ロシア通信がデモ映像を公開した。
プーチン大統領は、パンデミックの時期、クレムリンの官邸ではなく、公邸で過ごし、そこからビデオ会議を主催した。
報道官は4月、大統領との面会者はコロナの検査を受けていると述べた。ただ、1カ月後には、報道官自身が感染。
現在では、官邸では規制が残っているが、多くが解除された、という。しかし、大統領の健康に関する予防措置は「正しい」としている。